部品不足による牛糞処理装置の導入見送り
本学では新型コロナウイルス対応の一環で学生の自宅学習をサポートするために本学の一般教養科目と関連してクラゲ栽培セットや牛糞実験キットを配布しております。そのため、学内で牛糞の需要が増加しておりキャンパス内の牛糞保管所に保管している牛糞を実験に適した状態に加工する牛糞処理装置の追加導入が要望されておりました。また、既存の装置は年月が経っているため故障の発生も危惧されております。設備課では今年中の導入を目標に新しい牛糞処理装置の製作を進めてまいりました。
しかし、部品の手配を進めようとすると半導体不足や樹脂不足の影響で各種制御用部品が不足し、超長納期化あるいは商社から納期回答が得られないといった事態になったため今年中の納入が絶望的なため今回は一旦製作を中断し導入を見送ることとなりました。
不足した主な部品
・インバータ
・サーボアンプ
・PLC
・タッチパネル
・リレー、ソケット
先日、運用中の既存の牛糞処理装置が正常に動作しないトラブルがありましたが、古くて使用していないキクラゲ乾燥装置より温調計やリレーを流用し修理しました。
学生及び研究者の皆様にはご迷惑おかけしますがご理解いただきますようお願い申し上げます。
設備課では国信大の教育研究活動を支える各種実験装置の設計・製作・リモート化改造に携わるエンジニアを随時募集しています。