“雪から水”給水器を導入 1台1日最大3リットル
国際信州学院大学は、雪から水を作ることができる給水器を開発しました。学内で試験的に導入し、1年間マイストローの利用等による海洋プラスチック削減効果等を検証します。
今回開発した給水器は雪中の水分から飲み水を作る機械で、1日に最大3リットルの生成効果があります。水の生成には安心安全な天然由来の「薪」を使用するため、原発に頼らない持続可能な社会に寄与することができます。
近年、ペットボトルやストロー等のプラスチック製品が海洋に投棄されることによるマイクロプラスチック汚染が深刻化しています。国際信州学院大学では給水器を利用する際にマイボトルだけでなくマイストローも持参するように呼びかけ、使い終わったストローが海に捨てられないよう対策を行います。
また、この給水器に使われている技術は川の水や井戸水を浄化することもできるため、災害時の活用も見込まれます。
給水器を利用した職員のコメント「水の原料は雪なんですよね。意外にこれ知られてないケースがあるんですけど」