国信大教授、感染症の予防に「キクラゲ」が有効との見解
国際信州学院大学のサトシ教授は25日、流行している感染症の予防に
教授自身の研究テーマである「キクラゲ」が有効の可能性があるとの見解を発表しました。
人間は一度でも類似したウイルスに感染していれば、免疫記憶で抗体を分泌して感染を防ぎますが
新しいウイルスに対しては抗体の活躍が期待できません。
新しいウイルスに対しては抗菌ペプチドという物質がウイルスに対して働きかけます。
この抗菌ペプチドの生成にはビタミンDが必要であることがわかってきていて、
近年ではインフルエンザ感染の抵抗力を高めるためにビタミンD摂取の有用性が謳われています。
サトシ教授によると、ビタミンDを摂取することで新型感染症の予防にもなる可能性があるとの事です。
一般的にビタミンDは日光浴をして紫外線を浴びることで体内に合成されることが知られていますが
冬場は日照時間や紫外線が減少するため体内のビタミンDが減ってしまいます。
そのためビタミンDを食事から摂る必要があり、ビタミンDを豊富に含む食材としてキクラゲが挙げられます。
キクラゲ100gあたりに含まれるビタミンDは128.5μgと食品の中でもトップクラスです。
サトシ教授「キクラゲを食べて免疫能力を高め、新しいウイルスやバッタと闘っていきましょう」
参考記事
ウイルス感染の抵抗力を高めるビタミンDを増やす方法
https://weathernews.jp/s/topics/202002/200205/
免疫がなくても有効!?インフルエンザ予防にビタミンD
https://allabout.co.jp/gm/gc/302482/
ビタミンDの働きと1日の摂取量
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/vitamin-d.html